ドラム缶汚染の原因特定を 三連協、防衛省に要請


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 【東京】米軍嘉手納基地周辺の3市町で構成する「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)の當山宏会長(嘉手納町長)らは30日午前、防衛省に若宮健嗣政務官を訪ね、米軍基地跡地の沖縄市サッカー場から見つかったドラム缶から枯れ葉剤成分の一部が検出されたことについて、汚染原因の特定や土地の使用履歴調査を求めた。

 若宮氏は「しっかりとした形で沖縄市と調整しながら対応していきたい」などと述べた。
 要請で桑江朝千夫沖縄市長は、汚染区域の確定や早期の汚染物質除去を求めたほか、市の調査費約7千万円について国が負担するよう要請した。【琉球新報電子版】