翁長氏、知事選意欲示す 稲嶺市長ら出馬要請に


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名護市議団から県知事選出馬要請を受け、比嘉祐一名護市議会議長(中央手前)と握手する翁長雄志那覇市長(右手前)。出馬要請に同席した稲嶺進名護市長(左端)=4日午前11時10分ごろ、那覇市旭町のサザンプラザ海邦

 名護市の稲嶺進市長と市議会与党議員全15人は4日、那覇市長の翁長雄志氏(63)と那覇市で面会し、11月に行われる県知事選への出馬を要請した。稲嶺市長は政府が進める米軍普天間飛行場代替施設の名護市辺野古への移設に言及し「大人が子どもたちの未来を守り、支えないといけない。それができるのが翁長市長だ。県民も期待している。ぜひ決断し、沖縄を引っ張っていただきたい」と出馬を求めた。自治体首長が別の自治体首長に知事選出馬を要請するのは異例。翁長氏は「自分の気持ちも大変盛り上がってきた。皆さんの思いを真剣に考え、私も輪の中に入って頑張っていきたい」と出馬に意欲を示した。【琉球新報電子版】