神森(女子)10年ぶり頂点 全国小学生ハンド


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 ハンドボールの全国小学生大会最終日が3日、京都府京田辺市で行われた。女子決勝は神森小ハンドボールクラブが比美乃江ハンドボールクラブ(富山)を15―7で下し、10年ぶり4度目の優勝を飾った。

◆防御強化が奏功/主将田場「練習通りできた」
 神森小ハンドボールクラブは伝統の堅守速攻に磨きをかけ、日本一の栄冠をつかんだ。主将の田場心晴は「練習通り、うまくできた」と胸を張った。
 全国の強豪相手にも、最後までコートを動き回ってプレッシャーを与え続けた。翁長誠光監督は「全国大会が決まってから、ディフェンスの強化に取り組んできた。バリエーションも増え、それがうまくいった」と分析した。
 堅い守りからのカウンターも光った。攻撃の中心、久場川かりんは「カバーし合いながら、大きい相手にもスピードを生かして攻められた」と話した。チーム一丸で勝ち取った全国優勝に、田場は「今までやってきたことが全部出せた」と喜んだ。