「政府方針は既定」 官房副長官、辺野古推進を示唆


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 【東京】加藤勝信官房副長官は8日の記者会見で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する候補が11月の県知事選で当選した場合の移設計画の変更可能性について問われ、「政府の(辺野古移設の)方針は既に決めている」と述べ、結果にかかわらず移設作業を進めていく考えを強調した。

 加藤氏は知事選後の移設工事について「県知事から工事の承認をいただき、今それが進んでいる。着々と進めていくということだ」と述べた。
 辺野古の埋め立てを承認した仲井真弘多知事が出馬を表明したことに関連しては「就任以来、多様な沖縄振興策の推進に心血を注いでこられた。知事としての責任を立派に全うされてきた方だ」と評価した。