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第15回目を迎えた日系レストラン協会主催のゴルフ・トーナメント(コンペ)が7月14日、カリフォルニア・カントリークラブで開催され、県出身の玉城勝広さんが優勝した。参加者は144人、玉城さんのスコアはネットで64・4、隠しホールハンディキャップ方式が見事的中し、多くの日系アマチュア強豪を制した。
玉城さんは石垣市生まれの49歳、八重山農林高校卒業後、寿司食品の道に入った。20年前に渡米し、ビバリーヒルズ近くの寿司レストランのオーナー兼シェフ。日本で学び磨いた寿司シェフとしての腕がかわれ、ロサンゼルスで有名なフォーシーズンズ・ホテル内のスシ・バーで働いた。先輩の上地勝也さんのようなオーナー兼シェフを夢見続けて今日に至っている。自分の店を持ちたい強い欲望に駆られ、4年前にロサンゼルス郊外に「鮨ラシエネガ店」をオープンさせた。
2010年に自分の店を開店して間もなく、南カリフォルニア寿司コンテストに友人の勧めで応募し、優勝したことがあった。玉城さんは、そのような経験が大きな自信となり、一回りも二回りも大きく成長したのでは、と振り返る。
8月25日には母親・清子さんの88歳(米寿)祝いで帰郷する。久々の家族や親戚とのだんらん、友人・同期生との友愛のひとときが持てるので、今から心がときめいているという。
(当銘貞夫通信員)