琉球新報社 
普天間飛行場代替施設の建設作業が進む名護市辺野古のキャンプ・シュワブの第１ゲート前に１３日午前、大型クレーン車や高所作業車などが到着し、次々と基地内に入った。シュワブ内の大浦湾に面した沿岸では作業員が浮具（フロート）とみられるオレンジ色の球を持って歩く姿が確認できた。
浮き桟橋の近くの沿岸にはブロックを積んだトレーラーとクレーン車が現れ、ブロックをつり上げる準備が行われた。同日午前１１時半現在、海上での作業は実施されていない。
ゲート前では午前９時から抗議集会が開かれ、海上保安庁の海上での警備が「過剰だ」として、国会議員が近く抗議することなどが報告された。参加者はゲートに向かって「辺野古埋立阻止」などと書かれた掲示板を上げながら「建設即中止」などを訴えた。【琉球新報電子版】
