国際珠算で部門V 沖縄市・あわせそろばん教室


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国際大会や全日本大会で好成績を収めた(右から)高江洲夢月さん、長義絵里以さん、高江洲美月さん、島袋羽亜菜さん=11日、沖縄市のあわせそろばん教室

 【沖縄】台湾、アメリカ、ベトナムなど6カ国が参加した国際親善珠算競技大会(全国珠算教育連盟県支部主催)で、沖縄市のあわせそろばん教室(新垣光彦室長)の生徒が学年別の3部門で優勝した。一つの教室から3人が部門制覇を果たす快挙で、実力を見せつけた。

 優勝したのは、泡瀬小6年の長義絵里以さん、同小5年の島袋羽亜菜さん、高原小3年の高江洲美月さんの3人。大会は、7月27日に那覇市の県立武道館で開催され、各国から533人が参加した。小学、中学、高校、一般の部で暗算や珠算、算数の文章問題で競技が行われた。
 長義さんは「ライバルに勝てて、うれしかった。次の全国大会では、満点で日本一を目指す」と目標を設定。島袋さんは「自信はあった。今後もあらゆる大会で日本一を狙いたい」と意欲を語った。
 高江洲さんは「ライバルにも勝ててとてもうれしかった。10月には全国大会もあり、個人日本一をとりたい」と決意を話した。
 一方、8日には600人が参加した全日本珠算選手権大会も京都市で開かれた。同教室からは高原小6年の高江洲夢月さんが小学生ベストテン入りを果たした。「10月の全国大会では個人日本一が目標」と宣言し、練習に打ち込んだ。