富本さん(浦添高)活躍期待 ハンドボール高校日本代表


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前田小ハンド部の後輩と一緒にカチャーシーを楽しむ富本望美さん(中央)=12日、浦添市の前田自治会館

 【浦添】ハンドボールの高校日本代表に選ばれた浦添高3年の富本望美さん(17)の激励会(前田自治会主催)が、出身地の同自治会館で12日、開かれた。23日から岩手県で始まる日韓中ジュニア交流競技会での活躍を期待して、住民ら150人が集まった。

 富本さんは小学3年のときに前田小ハンドボール部発足と同時にハンドを始めた。会場には当時の写真が張られ、恩師らが思い出を語った。同小ハンド部のダンス、前田棒、婦人会の踊りなどにぎやかな舞台で会場は盛り上がった。
 富本さんは「日本を、前田を代表して活躍できるように頑張る」と決意表明した。父の祐勝さん(53)は「たくさんの激励で130倍ぐらい力も勇気ももらった」と感謝した。
 同小ハンド部の金城望子さん(11)は「教えてもらったときにとても分かりやすかった。望美先輩みたいになりたい」と話し、山城陽君(10)は「日本代表はすごい」と驚いた。
 石川仁孝自治会長(59)は「ハッスルプレーして、東京オリンピックにも出てほしい」と期待し、親富祖政広副会長(55)は「前田の期待の星をみんなでお祝いできて感激だ」と喜んだ。