新基地申し立て受理 ジュゴン訴訟で米連邦地裁


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 名護市辺野古沖に生息するジュゴンの保護を求めた「沖縄ジュゴン訴訟」について、米国のサンフランシスコ連邦地裁は15日までに、原告側が追加した新基地建設差し止めの申し立てを受理した。裁判所は審理を担当する裁判官にエドワード・チェン裁判官を選任した。

 同訴訟では、2008年の中間判決で、ジュゴンが米国の国家歴史保存法(文化財保護法=NHPA)の適用対象となることや、ジュゴンへの影響を評価していないことが同法違反に当たると判断された。
 原告側は8月1日、中間判決を根拠に、米軍キャンプ・シュワブの管理権を持つ国防総省に対し、沖縄防衛局が進める工事関連車両などの基地内立ち入り許可を出さないよう新たに求めていた。