辺野古作業、那覇市議会が抗議へ 22日にも決議


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 那覇市議会が22日に開く8月臨時会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた沖縄防衛局の海上作業着手を受け、移設強行に抗議し、辺野古移設を断念するよう求める意見書案の提出を検討していることが15日、分かった。与野党の複数会派が調整しており、同日の本会議で賛成多数で可決される公算が大きい。19日に予定される議会運営委員会で審議する。

 市議会は過去5年で4回、辺野古移設や県内移設の断念を求める意見書を可決してきた。
 アルフレッド・マグルビー在沖米総領事が「沖縄で(基地の)反対運動する人たちはゼロか100かで、意味ある生産的な対話ができない」などと発言していたことに対しても、抗議決議案の上程を検討する。