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県内政財界や労働・市民団体の有志、有識者らでつくる「島ぐるみ会議」のメンバーら100人余りが18日午前11時57分、バス2台で名護市辺野古のキャンプ・シュワブのゲート前に駆け付けた。ゲート前で抗議の声を上げている住民らと合流し、ゲート前の歩道は300人余りの市民で埋め尽くされた。
沖縄平和運動センター議長の山城博治さんが「無謀な工事を許さないぞ」「県民は怒っている」と呼び掛け、結集した住民が拳を突き上げ抗議の声を上げた。参加者は声をそろえてシュプレヒコールを繰り返し、米軍普天間飛行場の辺野古移設反対を訴えた。
同会議の高里鈴代共同代表は「海底ボーリング調査の掘削箇所を当初予定の21から16に減らし、過剰な警備を敷いて何が何でも工事を進めようとするやり方に怒りを覚える」と国を批判し「県民の7割が移設に反対している。結集して共に闘っていきたい」と呼び掛けた。【琉球新報電子版】