ハンド・神森、港川決勝へ 全国中学体育大会


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県勢同士の決勝へ意気込む(左から)神森主将の安村菜々乃、港川主将の真座あすか=19日、愛媛県

 全国中学校体育大会は19日、四国各地で行われ、ハンドボール女子で神森と港川が決勝まで勝ち進んだ。県勢同士の決勝は女子では初めて。陸上は県勢3人が出場したが、いずれも予選突破はならなかった。

◆県勢対決に闘志 知り尽くし、力きっ抗
 20日に行われる女子決勝は県勢同士の対決になった。神森と港川、直線距離でわずか2.6キロしか離れていない両校が日本一の座を懸け、最高の舞台で相まみえる。
 現チームになってからの対戦成績は4勝3敗で、港川がわずかに勝ち越している。県大会決勝では港川が、九州大会では神森が再延長の末、勝利を収めた。
 お互いを知り尽くしたライバル同士。神森主将の安村菜々乃は「(港川は)ディフェンスもうまいし、スピードもある」と分析し「最後の試合なので負けたくない」と話した。
 港川主将の真座あすかは「自分たちの持ち味であるディフェンスを生かし、やってきたことを全部出したい」と闘志を燃やした。