港川中、女子ハンド全国初V 神森に16―12


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県勢同士の決勝を制し、全国制覇を達成した港川中女子ハンドボール部のメンバー=20日、愛媛県松山市総合コミュニティセンター体育館

 全国中学校体育大会が20日、四国各地であり、ハンドボール女子の港川が神森との県勢頂上決戦を16―12で制し、初優勝した。女子ハンドボールで県勢同士が決勝を戦うのは初めて。県勢としては2001年の仲西以来、13年ぶり3回目の全国制覇を成し遂げた。

 港川と神森の対戦は県大会決勝では港川が勝利し、九州大会決勝は神森が制していた。試合は互角の戦いで後半残り10分まで1点差の接戦となり、堅い守備を貫いて得点を決めた港川に軍配が上がった。
 優勝が決まると選手たちは涙を流して抱き合い、喜びを爆発させた。港川の真座あすか主将は「(神森は)地区大会からずっと戦ってきた互いに分かりきった相手だった。優勝できてとてもうれしいし、ホッとしている」と話した。
 選手たちは21日の午後、那覇空港に凱旋(がいせん)する。