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【辺野古問題取材班】名護市辺野古沖の米軍普天間飛行場移設に向けた新基地建設工事で25日午前、辺野古崎から辺野古漁港向けの砂浜にボーリング機の設置が確認された。陸上部分での機材設置は18日以降、3地点目。
桟橋付近のボーリング機が見当たらなくなっていることから、別の場所に移動したと思われる。
一方、市民のカヌー隊はこの日午前9時50分ごろ、辺野古漁港隣の浜を12艇で出発した。浮具(フロート)沿いを平島方面に向かった。海上保安庁が台船を囲むフロートの内側にもゴムボートを配置し、警戒していることから、カヌー隊と共に抗議行動する市民の監視船からは「沖縄防衛局に協力するのか。中立のはずではないのか」なとの声が飛んだ。
キャンプ・シュワブゲート前では早朝から約90人の市民が抗議活動に参加している。「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」の関係者約160人もバス3台で午前10時前に県庁前を出発し、ゲート前の抗議活動に参加する予定。【琉球新報電子版】