辺野古沖 ジュゴン、カメと悠々


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 NHKは26日、米海兵隊の新基地建設に向けて沖縄防衛局が海底掘削調査を進める名護市辺野古沖7キロ付近で、国の天然記念物で絶滅危惧種のジュゴンとアオウミガメが並んで泳ぐ姿を撮影した。ヘリで上空から撮影し、ジュゴンが海面に顔を出し呼吸する姿やアオウミガメと一緒に悠々と泳ぐ様子を捉えた。

 同日夕のニュース番組「おきなわHOTeye(ホットアイ)」で放送された。撮影されたジュゴンは左尾びれに切れ込みがあり、同海域周辺でよく見つかる成獣の雄とみられる。
 番組では、辺野古周辺海域でジュゴンが海草を食べた跡がよく発見されると説明した。