辺野古移設 陸上工事で地元優先 防衛局が説明会


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 【名護】沖縄防衛局名護防衛事務所(杉山真人所長)は29日、北部地域の建設業者を対象に米軍普天間飛行場の辺野古移設に関して入札手続きを始めた工事の説明会を名護市産業支援センターで開いた。

 入札にかけたのは28日に公告したシュワブ内に資材置き場などをつくる「仮設ヤード整備工事」2件。入札資格は離島を含む本島北部の業者。地元業者に優先発注することで移設への理解を広める狙いがあるとみられる。
 名護防衛事務所は2011年3月、新基地建設に向けた地元住民との調整や、工事の発注業務を担うために開設された。