【ハワイ】5県系人の功績たたえる レガシー・アワード


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表彰式プログラム最後のカチャーシー。舞台中央がタケジロウ・ヒガさん=7月13日、シェラトン・ワイキキ・ホテル

 シェラトン・ワイキキ・ホテルで7月13日、ハワイ沖縄連合会主催による「レガシー・アワード表彰式」が行われた。ハワイ州で多大な功績を残し、貢献する県系人を表彰するこのイベントは2003年に始まり、ことしで5回目の開催。

 ことしは5人が受賞した。第2次世界大戦でアメリカ陸軍情報部に所属し、沖縄のガマに隠れた民間人の救出に尽力したタケジロウ・ヒガさん。カミヤ・ファームの経営者で、ハワイのパパイア産業のリーダーでもあるケネス・カミヤさん。ハワイの3世で初の師範となったジェーン・カネシロ箏山会の会主、ジェーン・カネシロさん。カウアイ島で先代から受け継いだМ&H養豚ファームを営み、ハワイや海外でボランティア活動に取り組むマモル・カネシロさん。元民事行政判事で、連合会のボランティアも数多く務め、活動を支えてきたハーバート・シマブクロさん。
 会場ではニール・アバクロンビー州知事や重枝豊英在ホノルル日本国総領事、カーク・カルドウェルホノルル市長が祝辞を述べた。各受賞者の経歴に関するビデオプレゼンテーションがあり、家族らが余興を披露した。(矢部久美子通信員)