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喜友名・金城・上村組V 空手1プレミアリーグ

男子団体形でプレミアリーグ3度目の優勝を果たした(左から)喜友名諒、上村拓也、金城新=31日、県立武道館

 世界各地の空手家が集う空手1プレミアリーグは31日、那覇市の県立武道館で最終日を迎え、各種目の決勝競技が行われた。男子団体形決勝では喜友名諒(沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会)、金城新(同)、上村拓也(沖縄国際大)が4-1で勝利して優勝を決めた。

 喜友名は男子個人形と合わせて2冠を達成した。3人がプレミアリーグの団体形を制するのは2012年のトルコ大会、13年のドイツ大会に続いて3度目。喜友名は「稽古の成果を思い切り出せたことが良かった」と話した。

◆心一つ 強敵破る
 3人の空手家が畳に上がると大きな拍手が湧き起こった。喜友名諒、金城新、上村拓也。沖縄開催の空手1プレミアリーグに花を添えるべく、男子団体形の決勝に挑んだ。「楽しみながら、いつも通りの演武をやろう」。3人は心を一つに、頂点を目指した。
 決勝の相手は日本代表の相馬昂翔、杉野拓海、在本幸司。世界選手権を制した経験を持つ強敵だった。「今まで一度も勝ったことがなかった」と金城は言う。喜友名は「相手を意識せず自分たちの形に集中した」と振り返る。披露したのはアーナン。3人の師匠・佐久本嗣男氏が世界一を射止めた形だった。
 上村が「三位一体となってやった」と語るように、3人の動きが乱れることはなかった。力強い表情、連続で繰り出す技、切れとスピード。全てで見る者を圧倒し、実戦さながらに形を見せる分解では迫力の演武で会場を沸かせた。優勝を決めて金城は「応援してくれた皆さんと一緒に戦った試合だった」と喜んだ。
 個人に続き栄冠を手にした喜友名は「今まで3人でやってきたので個人の何倍もうれしい」と笑顔。上村は「佐久本先生の指導に従い力を出し切れた」と達成感をにじませた。
 そして3人は次なる目標に世界選手権の制覇を掲げる。「佐久本先生に追い付けるように、これからも鍛錬を続けたい」。世界一を目指す3人の挑戦は、まだまだ終わらない。(平安太一)
英文へ→Okinawa team wins championship at Karate 1 Premier League