普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に抗議する市民らは1日、米軍キャンプ・シュワブの第1ゲート前で集会を開いた。約110人が集まり、「埋め立てやめろ」「カヌー隊頑張れ」と声をそろえた。大浦湾のフロート周辺に防衛局の調査船が複数あり、5、6カ所で潜水調査をする様子が確認された。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は7、8月の活動を振り返り「刑特法を使った政府の脅しをはねのけた」とカヌー隊を激励した。さらに「カヌー隊を後押ししているのはゲート前からの声や8割が反対する県民世論だ」と続けると拍手が起こった。
正午ごろには「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」の関係者約180人が辺野古漁港の座り込みテントを訪れた。【琉球新報電子版】