【辺野古問題取材班】新基地建設が進む名護市辺野古の海上では、カヌーに乗った3人がオイルフェンスの内側に入り、海上保安庁に一時拘束された。
海上保安庁のゴムボートが現場を離れた隙に、カヌー隊の男性1人がフロートを越えスパット台船の足の途中までよじ登った。男性は5分ほどでその場を離れた。
キャンプ・シュワブゲート前で座り込みを続ける住民らは午前中から約80人が集結し抗議行動を行った。
海上のスパット台船上では作業員の姿が確認された。ボーリング調査の作業を継続していたとみられる。午前11時すぎ、カヌー隊の6~7艇が大浦湾側の台船近くに張られたオイルフェンスを突破すると、監視していた海上保安官が続々と海に飛び込み、カヌーを追い3人を拘束した。
3人は約40分後に仲間の船に引き渡された。