20日辺野古集会、3千人規模目指す 結集呼び掛け


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 名護市辺野古の浜で20日午後2時から新基地建設阻止を訴える集会「9・20県民大行動」を計画している実行委員会のメンバーらが9日、県議会で記者会見し開催を正式発表した。

実行委員会は、県選出・出身野党国会議員でつくる「うりずんの会」と県議会野党4会派、「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」などで構成。3千人以上の参加を目指す。
 8月23日に実施した米軍キャンプ・シュワブ前の県民集会とは異なり、ボーリング調査が進む海上の目前にある辺野古の浜を会場とすることで、工事の実態を多くの県民に見てもらおうという狙い。
 当日は那覇市をはじめ県内約15カ所から30台のチャーターバスを出す。会見で照屋寛徳衆院議員(社民)らは「統一地方選挙結果は、新基地建設を強行する安倍政権に対する民意の反乱だ」と指摘、民意をあらためて示そうと呼び掛けた。詳細は16日ごろに最終決定し、公表する。問い合わせは県議会社民護憲ネット会派(電話)098(866)2702、平和運動センター(電話)098(833)3218。