沖縄路線8月搭乗実績 2.2%増168万人


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2014年8月の県内路線実績

 沖縄関係路線を就航する航空6社が11日までに発表した8月の搭乗実績は、前年同月比2・2%増の167万9892人となった。台風による欠航もあったが、臨時便の運航や機材大型化、割引運賃効果などで前年を上回った。

主要路線の那覇―羽田は前年を下回ったが、関西国際空港を除いた関西方面(伊丹、神戸)は堅調に推移した。
 日本航空(JAL)は4・6%減の33万3286人。那覇―伊丹の増便のほか、割引運賃の利用者も多かった。
 全日本空輸(ANA)は0・4%増の75万6240人。台風の影響で57便の欠航があった。石垣と結ぶ本土路線は全て好調で、新石垣空港開港後、初めて全石垣関係路線が10万人を超えた。
 日本トランスオーシャン航空(JTA)は3・3%増の28万5924人。那覇―宮古、那覇―福岡などが増加。石垣―羽田も機材の大型化で好調に推移した。
 琉球エアーコミューター(RAC)は1・6%増の3万9035人。那覇―宮古、宮古―多良間などが前年を上回った。
 スカイマークは那覇―仙台、那覇―米子の新規就航や提供座席数の増加で19・6%増の21万9430人。
 スカイネットアジア航空(ソラシドエア)は7・1%増の4万5977人。那覇―神戸が増加した。