100歳以上の高齢者、県内962人 39人増、過去最多


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 敬老の日を前に、厚生労働省は12日、100歳以上の高齢者が昨年より4423人増え、過去最多の5万8820人に上ると発表した。県子ども生活福祉部の発表によると、県内の100歳以上の高齢者は962人(前年比39人増)で、1972年の統計開始以降、最多となった。

 人口10万人当たりの100歳以上の人数は67・99人で全国11位。昨年の8位から順位を落とした。10万人当たりの人数は1973年~2009年は全国1位だったが、10年以降順位が後退している。
 全国の100歳以上の高齢者は女性が87・1%を占めた。前年比増は1971年以降、44年連続。
 住民基本台帳を基に、9月15日時点の100歳以上の高齢者数を、自治体を通じて1日現在で集計した。女性は5万1234人(前年比3628人増)、男性は7586人(同795人増)。また、2014年度に100歳になった人と、なる予定の人は計2万9357人(前年度比1188人増)だった。