近所と育児協力4割止まり 内閣府調査


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 近所の人々と助け合いながら子育てをしている人は10人に4人しかいない―。内閣府が13日公表した「母子保健に関する世論調査」でこんな結果が明らかになった。少子高齢化や核家族化が進み、子育て世代が地域で孤立しがちな実情が浮き彫りになった。

 調査は7月、20歳以上の男女計3千人を対象に実施。1868人が有効な回答を寄せた。
 子育てに関し、近所の人々と助け合っていると思うかを聞いたところ「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」と答えた人は計41・8%。男女別だと、女性の47・9%に対し、男性は34・5%にとどまった。
(共同通信)