名将 思いつづる 九共大前監督・仲里氏が著書


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仲里清・九州共立大前監督の著書「エース育成論 九州の大学野球を変えた男」

 多くの選手をプロ野球へ送り出し、昨季限りで勇退した九州共立大の仲里清前監督の著書「エース育成論 九州の大学野球を変えた男」がこのほど、ベースボール・マガジン社から発売された。

大学球界を沸かせた投手たちとの出会いやエースに必要な資質など、名将がその豊富な経験を基に思いをつづっている。
 仲里前監督は佐敷町(現南城市)出身の60歳。豊見城高時代は故・栽弘義監督の指導を受けた。中京大を経て、1977年に九州共立大のコーチ、79年に同大の監督に就任。96年に全日本大学野球選手権で準優勝、99年に明治神宮大会を制した。教え子には新垣渚(ヤクルト)や川満寛弥(ロッテ)の県出身選手をはじめ、大瀬良大地(広島)や馬原孝浩(オリックス)らがいる。
 著書では、これまで育て上げたエースたちとの出会いからそれぞれの特徴や共通点、指導者としてどう接してきたかをエピソードを交えて紹介。栽監督とのやりとりも生き生きとした文章で回想している。
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