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エナジック・ゴルフアカデミーの生徒がこのほど、アメリカ西海岸の南カリフォルニアに遠征し、アメリカの選手に挑戦した。小学生、中学生、高校生で編成された選手団は「南カリフォルニアPGAピン・サマーチャンピオンシップ」と銘打った試合に挑んだ。
エナジック・ゴルフアカデミーの選手23人と嘉数森勇校長、新垣博昭コーチをはじめ、父母らを加えて総勢35人で渡米した。数人を除いて初めての海外試合は、日本で全国大会の予選を終えた翌日に成田を出発するという厳しい日程の中、3コースで好成績を収めた。ローリングヒルズカントリークラブで開かれたエナジック大城博成社長主催の日米友好ゴルフ大会では、現地のゴルファーと交流を深め、友情が芽生えるほほ笑ましい光景がコース内で繰り広げられた。
8月15日に全スケジュールが終了、パロスバーデスの大城社長宅で成績発表と打ち上げパーティーが開かれた。個人戦・15~18歳女子の部で興南高校1年の新垣比菜さんがパープレー、16~18歳の部で宜野座高2年の玉城元気さんが1オーバーでそれぞれ優勝した。その他20人の団体試合でエナジックが優勝した。
今回の全ての経費をサポートした大城社長は「アカデミーの子どもたちが沖縄から世界へ羽ばたくためにアメリカまで遠征した。その第一歩が始まったばかりだ」と選手らを励ました。
子どもたちは世界で通用するゴルファーを目指し貴重な経験と思い出をいっぱい詰め込み、笑顔で帰国の途に着いた。
(当銘貞夫通信員)