10月30日告示、11月16日投開票の第12回県知事選は、告示まで1カ月となった。
自民党県連や経済界などが推す現職の仲井真弘多氏(75)が3選を目指すのに対し、自民党を除名された保守系の那覇市議団と県議会野党会派、経済界有志が擁立した那覇市長の翁長雄志氏(63)と、政党そうぞうから支援を受ける元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)も出馬を表明。さらに民主党県連代表の喜納昌吉氏(66)も出馬を表明し、混戦模様を呈している。
政府が来年の早い時期の着工を目指す米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設の是非を問う選挙戦となり、各候補は選挙態勢構築の動きを加速させている。