【台風19号】31市町村393人が自主避難 名護市、浦添市で避難勧告


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 台風19号の接近に伴い、県内各地で地域の公民館などに自主避難している人は11日午前11時時点で那覇市の86人など31市町村で393人に上る。

 名護市は高潮による浸水被害が予想される沿岸部に避難勧告を出した。避難勧告の対象地域は呉我、久志、辺野古、二見などの名護市東側中心の沿岸部12地域。対象世帯数は2459世帯4673人となっている。安全な家屋内にとどまるよう指示し、各支所や辺野古公民館を避難所として開放している。
 浦添市は土砂災害の恐れがある市内の急傾斜地に避難勧告を出した。対象世帯は928戸。自主避難の受け入れ先避難所として浦添市役所と隣接する市老人福祉センターを開放している。
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