【台風19号】南城市で最大瞬間49・7メートル 宮古島は昼すぎから暴風


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 大型で非常に強い台風19号は11日午前11時現在、那覇市の南南東約200キロの海上にあり、勢力を保ちながら時速10キロで北へ進んでいる。久米島を除く沖縄本島地方と大東島地方はすでに風速25メートル以上の暴風域に入っており、厳重な警戒が必要。南城市糸数で午前10時1分、最大瞬間風速49・7メートルが観測された。久米島は11日昼すぎに暴風域に入る見込みだが、すでに暴風が吹いている。宮古島地方は11日昼すぎから暴風が吹くとみられる。

 台風の中心気圧は935ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。暴風域は中心から半径260キロ。風速15メートル以上の強風域は北西側700キロ、南東側560キロ。【琉球新報電子版】

中央分離帯の街灯のライトが落ち、交通規制が行われている国道58号=11日午前11時5分ごろ、浦添市勢理客
台風19号の影響で大しけの汀間漁港=11日午前10時31分、名護市汀間