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キングス3連勝 島根に67―53 TKbjリーグ

キングス―島根 第3クオーター、リング下に切り込んでパスを回すドゥレイロン・バーンズ=18日、那覇市民体育館(花城太撮影)

 プロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングスは18日、那覇市民体育館でホーム開幕戦(今季第5戦)を行い、島根スサノオマジックを67―53で破って連勝を3に伸ばした。第1クオーター(Q)は互いに主導権を握れず接戦となった。

キングスはキブエ・トリムがインサイドで粘ってわずかながらリードを保つと、第2Qはドゥレイロン・バーンズが内外から得点を重ねてリードを広げた。第3Qは山内盛久の速攻やアンソニー・マクヘンリーのダンクシュートなどで得点して優位に立った。第4Qに入ると細かなミスが続いて流れを失い、シュートも決まらず苦しんだ。島根に連続得点を許して追い上げられたが、リードを守り切った。島根との第2戦は19日午後2時から同体育館で行われる。

琉球ゴールデンキングス(4勝1敗)
67―53(18―16,17―12,19―10,13―15)
島根スサノオマジック(5敗)

 【評】キングスが粘る島根を振り切った。第1Qはトリムがインサイドから、第2Qはバーンズがアウトサイドから得点してリードを奪った。第3Qは山内やマクヘンリーの攻撃で波に乗り、主導権を握った。第4Qは島根が着実に得点して追い上げたが、キングスがしっかりと守り切った。島根は要所でのミスが響いた。(平安太一)

◆ホーム開幕戦飾る
 絶対に落とすわけにいかなかったホーム開幕戦。キングスは白星を手にしたが、伊佐勉ヘッドコーチ(HC)の表情は険しかった。「今日のような試合では、初めてキングスを見るお客さんは二度と来てくれない」。全てのクオーター(Q)で20点を下回り、爆発力に欠けた試合を厳しく切り捨てた。
 接戦となった第1Qはトリムが存在感を示し、攻守で仕事を果たした。第2Qにはバーンズが力を発揮。得意の3点弾に加えてアシストやスチールでチームを引っ張った。
 第3Qは激しい守備から島根のミスを誘い、得点を重ねる時間もあった。しかし好調の時間は長く続かず、小さなミスが重なって勢いを失った。第4Qに入ると明らかに元気がなくなり、シュートミスが続いて島根の猛攻を許した。終盤にコートへ送り出された金城茂之は「きょうは内容が伴っていない試合だった。引き離せる時間に離せていない」と反省した。
 ホーム開幕を待ちわびたファンに勝利を届けられたことは一つの成果だった。一方でシュート精度など大きな課題が突き付けられた。「最低でも100パーセントの力を出せるようにハッスルしてほしい」と伊佐HCは言う。次戦で修正して奮起できるか、王者キングスの真価が問われている。
(平安太一)

◆選手のエナジー不足
 伊佐勉HC(キングス)の話 良かったことは(右膝の手術を受けた)金城がコートに立てたことだけだ。自分が選手を乗せきれなかったことも要因だし、選手のエナジーも不足していた。うまくいかない時間やチームが沈んだときに全員で切り替えないといけないのに、今日はそれができていなかった。