【中国】沖縄ナイト盛り上げ 上海、県イベントに県人会参加


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カチャーシーで盛り上がる店内=9月20日、上海市内の日本料理店

 9月20日、上海市内の徐匯区にある日本料理店、KOTA’S KITCHENで「上海沖縄賢人会」が開かれた。上海沖縄県事務所がKOTA’S KITCHENとタイアップし、9月14日から20日までの1週間、「沖縄ナイト」としてイベントを開催。

その最終日に、最後は沖縄県民で「沖縄ナイト」を盛り上げようと開催された。
 「沖縄ナイト」では沖縄の泡盛カクテルがウェルカムドリンクとして振る舞われたり、県内の観光PRなどさまざまな催し物が行われた。中でも、県出身の学生、西原圭祐さん、久田希保さんによる沖縄民謡の演奏、そして川満航さんによるエイサーの演舞は大いに盛り上がっていた。
 「賢人会」が開かれた最終日は、県民が加わることで、指笛や「イーヤーサーサー」など囃子(はやし)が音楽に加わり、会場が一気に沖縄ムードに。最後は「賢人会」が率先してカチャーシーを踊り、イベントの最終日を大いに盛り上げ、大成功に終わった。
 海外で沖縄をPRするには、県による観光PRだけではなく、各国の県人会がバックアップし、県民も参加することによって、さらに沖縄の魅力が引き立てられると感じた。今後もこのような官民一体となった沖縄PRイベントが広がれば、現地の人との交流も生まれ、沖縄への理解も深まり、沖縄の魅力を強く感じてもらえるだろう。今回の「上海沖縄賢人会」は、今後の県人会の在り方、沖縄PR事業としても意義のあるものだった。
(小谷良太通信員)

※注:徐匯区の「匯」は、サンズイに「区」の「メ」が「隹」