【ニューヨーク】英語で交流、意見発表 普天間、北山高


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ニューヨークを訪れた県内高校生ら

 普天間高校の生徒25人と北山高校の生徒25人が、外務省の主催による「架け橋プロジェクト」でニューヨークを訪れた。ニューヨークの高校を訪れ交流や授業に参加したり、市内を観光したりと忙しいスケジュールの中、一行は10月23日、ニューヨーク総領事館でのレセプションに参加した。

歓迎のあいさつに続き、高校生によるプレゼンテーションが行われ、各校の生徒がグループに分かれて発表した。
 その模様を聞いたニューヨーク沖縄県人会のスーザン・ハマカ会長によると、普天間高の生徒は学校生活を紹介し、午前8時半から下校の午後7時半ごろまで授業やクラブ活動に多忙なことや、基地に戸惑う様子もあったという。北山高は、沖縄の歴史などについて発表したことが印象的だったという。
 それぞれの生徒が一生懸命英語で発表したことに深く感心したハマカ会長は「若い人たちの交流はとても有意義だ」と絶賛した。
 北山高校の興那嶺莉子さんは、ニューヨークでの授業参加は「英語が難しく、体育の授業で綱を登らされ『遊び感覚で良いよ』と言われたが難しかった。でもとても楽しい交流で勉強になった」と話した。「これからアトランタへ行くが、私の家に泊まった子の家でホームステイするので、再会が楽しみ」と明るい笑顔で語っていた。
(比嘉良治通信員)