「目の前のこと 一生懸命やる」 いっこく堂さん児童生徒に助言


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講演会で、自らの体験を話すいっこく堂さん=4日、久米島町立球美中学校体育館

 【久米島】世界で活躍する腹話術師いっこく堂こと玉城一石さんが4日、久米島町の球美中学校を訪れ、「夢をかなえるキーワード」と題した講演会(県教職員共済会主催)を行った。

 会には同校生徒のほか、仲里・美崎小学校高学年児童、保護者、デイホーム家福みー家(いーふみーや)の利用者が参加し、玉城さんの腹話術や物まねを楽しんだ。
 玉城さんは中学時代のいじめ体験をはじめ、自身が役者になる夢を実現するために、物まねをして度胸をつけていた高校時代のエピソードなどを紹介した。また、夢をかなえるためには「目の前にあることを一生懸命やる」「毎日継続できることをやる」などとアドバイスした。
 糸数優未子さん(球美中2年)は「夢をかなえるためにたくさん本を読みたい」と話した。
(盛長容子通信員)