150人、歴史学び健康に 南風原区ウォーキング


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史跡を巡り、親子が親睦を深めた「時のウォーキング」=2日、うるま市勝連南風原

 【うるま】うるま市勝連南風原区で2日、健康増進と地域文化の発信のため「時のウォーキング~300年前の南風原へ~」(十二支会主催)が行われた。区民ら約150人が参加した。

 旧南風原村だった区の歴史を現代に伝える浜崎の寺、コトジ御嶽、ハンガーガー、ノロ殿内、報恩社などの史跡を回り、勝連グスクを巡った。各場所には手作りで解説看板を設置した。
 参加した久高康靖君(9)は「いろんな発見があった」と笑顔で話した。同会の野島考司会長(53)は「南風原の文化を肌で感じてもらいたい」と振り返った。懇親会では地域の手作りの食を囲み、踊りや空手、三線が披露された。
(玉元三奈美通信員)