立派に花生けたよ 花き園芸協会が教室、輪菊産地の誇り学ぶ


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立派に花を生け満足そうな表情を見せる男子児童=7日、伊江小学校体育館

【伊江】手作りのフラワーアレンジメントを楽しみながら花きへの興味と、県産花きを知ってもらおうと「フラワーアレンジ教室」(県花き園芸協会主催)が7日、伊江、西両小学校で開かれた。

フラワーアレンジメント教室は2006年から開催され、本島内の小学校を中心に行われた。本年度は初めて離島での開催が実現した。伊江村、久米島町、石垣市が対象に行われた。
伊江小学校(山城祐市校長)では4~6年生約50人が参加。教室では、同村が花きの産地で、輪菊が県内一の生産量を誇ることを紹介した。
引き続きガーベラやカーネーション、デンファレなど九つの花材を使用し、講師の花屋のスタッフから説明を受けながら花を生けた。
ほとんどの児童が花を生けるのが初めてで、慣れない手つきにも真剣な表情で奮闘した。約50分かけて完成させ「お母さんにプレゼントしたい」「家の玄関に飾りたい」などと話し、世界で一つだけのフラワーアレンジに満足した様子だった。
児童を代表して、大城和さん(6年)は「お父さんが菊を栽培しているので花は大好き。うまくできるか心配したけど、きれいに仕上がって楽しかった」と講師にお礼を述べた。
(金城幸人通信員)