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衆院を解散するための21日午後の本会議で、伊吹文明衆院議長が天皇の署名、押印(御名御璽)を受けた解散詔書を読む途中、自民党若手ら一部が恒例の万歳を始める一幕があった。伊吹氏は苦々しい表情で議場が収まるのを待ち、全てを朗読し「万歳はここでやってください」とフライングに苦言を呈した。
万歳が起きたのは法案採決が終わった午後1時15分すぎ。紫のふくさから取り出された解散詔書を手に伊吹氏が起立し、各議員も立ち上がる中で「憲法第7条により衆院を解散する。御名・・」と読み始めた時だった。
伊吹氏が読み終えると、本会議場に2度目の万歳が起きる異例の解散「儀式」。
(共同通信)