大阪府吹田市で23日に開催された高校生の電気自動車大会「2014エコデンレース」(全国自動車教育研究会主催)で、那覇工業高校がワイパーモーター部門6連覇を果たした。生徒9人が24日夕、那覇空港に凱旋(がいせん)した。
今大会は20回目。過去に宮古工業高が同部門で5連覇を果たしているが、那覇工業はこれを上回る初の快挙となった。
大会はバッテリーと充電池の2部門に分かれる。バッテリー部門に全国から計92チーム、県代表の那覇工業と美来工科から計4チームが出場。このうち自動車用ワイパーモーターを使用する車両は92チーム中8チームで競った。バッテリー部門全体で那覇工業は21位と23位、美来工科は28位だった。充電池部門に那覇工業1チームが出場し、全33チーム中4位と健闘した。
自動車科3年の玉城夏希君(18)は空港で迎えた家族や学校関係者を前に「重圧もあったが連覇できてうれしい」と報告した。