翁長新県政 副知事に兼島、宮城氏ら浮上 調整大詰め


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 12月10日に県知事に就任する翁長雄志氏の三役人事調整が大詰めを迎えている。副知事に元県企業局長で沖縄振興開発金融公庫理事の兼島規氏(62)、同じく元企業局長で元沖縄公庫理事の宮城嗣三氏(65)らが有力候補に浮上している。

県議の浦崎唯昭氏(71)らも取り沙汰されている。
 翁長氏は28日、本紙などの取材に対し「電話などで(関係者と)相談しているが、発表する段階にない」と述べた上で、「いずれにしても(12月議会に)副知事を提案することは間違いない」と述べ、早期に決定する意向を示した。翁長氏はここ数日、関係者との意見交換を重ねており、一部には人事構想を伝えた模様だ。
 一方、知事選で翁長氏陣営の事務総長を務めた那覇市議会議長の安慶田光男氏(66)について、新たな特別職として起用し、県議会や政府との調整役に充てる案も浮上している。