全国体力テスト、沖縄は平均以下 ボール投げと握力は上回る


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 全国体力テストで、県内の小中学生の「体力合計点」は男女ともに全国平均を下回ったが、項目別では握力やボール投げなどで全国平均を上回った。
 県内小学男子の体力合計点は52・84で全国平均の53・91を下回った。一方で握力は16・65キロ(全国平均16・55)、ソフトボール投げは25・19メートル(同22・89)と全国平均を上回った。

 小学女子の体力合計点は53・30で全国平均55・01より低かったが、握力16・32キロ(同16・09)と、ソフトボール投げ14・64メートル(同13・89)で全国平均を上回った。
 中学男子の体力合計点は41・46で全国平均の41・63を下回った。項目別では握力30・18キロ(同29)、長座体前屈が42・92センチ(同42・87)、立ち幅跳び195・12センチ(同193・44)、ハンドボール投げ22・63メートル(同20・81)で全国平均を上回った。
 中学女子の体力合計点は47・53で全国平均の48・55より低いが、項目別では握力23・92キロ(同23・68)、反復横跳び45・94点(同45・64)、立ち幅跳び166・50センチ(同166・47)、ハンドボール投げ13・76メートル(同12・81)が全国平均を上回った。