衆院選あす公示 県内9人立候補予定 基地、経済が争点


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 2日公示、14日投開票の衆院選には県内4選挙区から9人が立候補を予定している。米軍普天間飛行場の返還・移設問題を最大の争点にした県知事選で、移設に反対する翁長雄志氏が現職の仲井真弘多氏に大差をつけて当選してから3週間余。県知事選の枠組みを維持した翁長陣営対自民前職の対立構図で、衆院選に突入する。

 今衆院選の沖縄の争点は普天間問題のほか沖縄振興の手法、全国一低い県民所得など経済問題、全国ワーストの失業率など労働問題、離島活性化、子育て支援などが挙げられる。
 これまでに立候補を表明しているのは1区が自民前職の国場幸之助氏(41)、共産前職の赤嶺政賢氏(66)、維新元職の下地幹郎氏(53)。2区は社民前職の照屋寛徳氏(69)と自民前職の宮崎政久氏(49)。3区は自民前職の比嘉奈津美氏(56)と生活前職の玉城デニー氏(55)。4区は自民前職の西銘恒三郎氏(60)と無所属新人の仲里利信氏(77)。