衆院選沖縄1区独自候補断念 民主県連


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 民主党県連(花城正樹代表)は30日、常任幹事会を開き、衆院選沖縄1区で模索していた独自候補の擁立を断念することを決めた。支持母体の連合沖縄から要請されていた4区での仲里利信氏の支援については、継続して議論する。

 1区は自民党から国場幸之助氏、知事選で翁長雄志氏を支援した枠組みから共産党の赤嶺政賢氏、民主党本部が選挙区調整を進める維新の党から下地幹郎氏が出馬する予定。
 民主党県連は、連合沖縄が知事選で翁長氏を支援した枠組みを尊重していることや、党本部が維新の党と選挙区が重ならないよう選挙区調整を行っていることから、候補擁立を見送った。「反自民、非共産」の連合と共同歩調を取っていることもあり、赤嶺氏の支援にも消極的だ。
 4区に翁長陣営から出馬予定の仲里氏の支援については「(候補者に関する)情報を持ち合わせていない」として、結論を出さなかった。
 花城代表は維新の党との選挙協力について「要請があれば初めから否定はしない」とする一方、翁長陣営に対しても「反自民として選挙区協力したことが応援になる」との認識も示した。