拉致解決へ決意―首相 安保法制に反対―民主


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 衆院選公示翌日の3日、与野党の党首らは各地で舌戦を展開した。安倍晋三首相(自民党総裁)は新潟市で街頭演説し、北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決に決意を表明した。民主党の海江田万里代表は東京都調布市での演説で、集団的自衛権行使を認める安全保障関連の法整備に反対する考えを示した。

 首相は、拉致被害者の横田めぐみさんが新潟市で行方不明になった経緯を踏まえ「全ての拉致被害者の両親が自らの手で子どもを抱きしめる日が来るまで私たちの使命は終わらない」と訴えた。同時に「私たちは日本人の命と平和な暮らしを守る責任がある」として安保法制の必要性も強調した。
(共同通信)