![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img54802191577b9.jpg)
県内外で活躍する書家の茅原南龍氏(75)の著書「ひらがなと字源レッスンブック」(芸術新聞社)が10日、全国の書店で発売される。字源とはひらがなの元となった漢字のことで、同書では字源とひらがなを書きながら学ぶことができる。
字源の豆知識も掲載されている。鉛筆と筆ペン両方で練習できる構成となっており、老若男女が楽しめる。県内書家のレッスンブックが全国で発売されるのは初めてという。価格は税抜千円。
茅原氏は「うまいか下手かは二の次で、まずは日本の文字文化に親しんでほしい」と述べ、同書を通してひらがなの成り立ちの歴史を知ってほしいと話した。
同書では左側にお手本があり、右手で書く場合に手で隠れないように工夫されている。