コラボそばで全国V 宮古島の高校生、三重と連携


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「まごの店グランプリ」優勝を喜ぶ(右から)山口愛夢さん、荷川取春佳さん、松川朋加さん=3日、宮古島市公設市場内の「んまがぬ家」

 【宮古島】11月7、8の両日に三重県多気町で開かれた「全国まごの店グランプリ」で、宮古島市の高校生仕事クラブ「んまがぬ家(やー)」が、全国から参加した4チームの中から優勝に輝いた。メンバーらは「これまでの取り組みが認められうれしい。今後の励みになった」と感想を語った。

 同グランプリは、全国の高校生が多気町に集い、地元の特産品をテーマに作った料理を振る舞うもの。全国の食や職に関わる高校生が集う「第2回全国高校生“S”の交流フェア」(同実行委員会主催)の一環だ。
 宮古島の高校生は、多気町の高校生レストラン「まごの店」を運営する三重県立相可(おうか)高校生と連携し商品作りに挑戦。んまがぬ家で提供している豚骨スープをベースにした宮古そばに、食感が特徴的な三重県特産のハナビラタケをトッピングし、三重・多気と宮古島のコラボ料理を仕上げた。
 イベント期間中、現地に行った山口愛夢(らむ)さん(宮古高1年)は「三重の高校生と交流する中で、メニューを提案する力など勉強になることが多かった」と感想を語った。
 今回の優勝を記念して宮古島市公設市場内のんまがぬ家では6、7の両日、優勝した特別メニューを1日30食限定で提供する。