親子の絆、一体感“ぱちり” 米国出身写真家・オズボーンさん


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沖縄で2回目となる「親子の撮影会」を開いたオズボーンさん=11月30日、宜野湾市のトロピカルビーチ

 【宜野湾】米国出身の写真家、ブルース・オズボーンさん(64)=神奈川県=の「親子の撮影会」(琉球補聴器主催)が11月30日、宜野湾市のトロピカルビーチで開催された。

オズボーンさんがライフワークにしている「親子」シリーズの一環で、県内の33組136人がそれぞれのベストショットを収めた。
 オズボーンさんは1980年に来日以来、日本の「親子」の絆や一体感に独特の文化を見いだし、これまで5千組を超える親子の写真を撮影している。2003年には「親子の日」を提唱。さまざまな角度から親子を見詰める映画「OYAKO」も昨年製作した。
 沖縄での開催は昨年9月に続き2回目。オズボーンさんの活動を支援する補聴器メーカー・オーティコン(神奈川県)の協力を得て、琉球補聴器が開催した。補聴器ユーザーや一般公募の家族を対象に、子どもから90代までが参加した。
 オズボーンさんは「沖縄は日本で一番海がきれいだし、ハワイのようなファミリーを大事にする独特の雰囲気がある」と語った。