全国中学校総合文化祭沖縄大会が開幕 総勢1700人


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
開会集会の幕開けで歌・三線の一斉演奏をした県内47校291人の生徒=13日午前、浦添市てだこホール大ホール

 文化系活動に打ち込む全国の中学生が日頃の成果を発表する「第14回全国中学校総合文化祭沖縄大会」が13日、浦添市てだこホール大ホールを主会場に周辺7施設で始まった。14日まで。35都道県から1772人(県内1008人)が舞台や展示で参加した。

郷土芸能、演劇、美術、書道、技術など多分野での活動を通して、地域を超えた交流を深めた。沖縄での開催は2004年以来で2回目。
 13日午前に同ホールで開かれた開会集会は、県内47校291人による歌・三線の一斉演奏で幕を開けた。「安波節」など3曲が演奏され、聞き入った観客は盛大な拍手を送った。他にもエイサーや津軽三味線など県内外の伝統芸能やバンド演奏などが披露された。
 北海道登別明日(あけび)中等教育学校3年で演劇部部長の藤江眞優香さんは「伝統芸能の衣装が北海道とは全然違う。エイサーなど迫力があってすごかった」と感想を語った。
 期間中はFMよみたんのウェブサイトで大会の様子や参加生徒のインタビューが生配信される。大会終了後も約1カ月間は動画が視聴できる。