【北部】健全な食生活の実践を目的にした2014年度「第10回やんばる弁当甲子園」の表彰式が16日、名護市の県北部福祉保健所で行われた。辺土名高校3年の知念美羽さんが昨年に続き最優秀賞に輝いた。
オクラやゴーヤーなど地元の食材を積極的に活用している点などが高く評価された。「地域への普及度」で最高得点を獲得するなど、最終(2次)審査で91点(105点満点)となり、ただ1人90点を超えた。
コンテストは県北部福祉保健所が主催した。北部地域の高校を対象に、「私の自慢のヘルシー弁当」をテーマに実施した。今回は7校から62人、54作品の出展があった。
弁当は(1)栄養のバランス(2)600~800カロリー(3)緑黄色野菜の使用(4)身近な食材の活用(5)塩分や油の軽減―などの項目で審査された。15作品が入賞、そのうち最優秀賞1点と優秀賞2点が選ばれた。
最優秀賞を受賞した知念さんの弁当は「The OKINAWA 健康弁当」。地元の食材に加え、普段から食べているという玄米も活用した。知念さんは「2年連続の受賞は本当にうれしい。やんばるの食材を意識し作った。今後もバランスの良い食生活に心掛けたいと思った」と喜んだ。
優秀賞は次の通り。
▽仲村渠さきさん(名護3年)「カリフォルニア弁当」
▽兼元和希さん(名護商工3年)「夏バテ☆解消べんとう」