非正規38%、2012万人 総務省労働力調査


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 総務省が26日発表した労働力調査によると、11月の非正規労働者数は前年同月比48万人増の2012万人となり、同調査で初めて2千万人を超えた。働く人に占める割合も38・0%で過去2番目の高さだった。
 非正規労働者が増えた背景には、企業で定年後も働ける継続雇用制度が普及したほか、主婦らのパート・アルバイト就労の拡大、企業の正社員採用への厳しい姿勢などがある。総務省が5年ごとに実施する就業構造基本調査では、2012年で2042万人となっていた。
 非正規労働者を年齢別にみると、55~64歳が最も多く419万人。次いで35~44歳の410万人だった。
(共同通信)