高山TKOで日本初の4団体制覇 天笠はTKO負け


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 ボクシングのダブル世界戦各12回戦は31日、大阪市のボディメーカーコロシアムで行われ、国際ボクシング連盟(IBF)と世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王座決定戦で、高山勝成(仲里)が大平剛(花形)に7回2分24秒でTKO勝ちし、日本初の主要4団体制覇を達成した。
 高山は6回から動きが鈍くなった大平をとらえた。7回中盤にはロープ際へ追い詰めて猛ラッシュを仕掛け、レフェリーが試合を止めた。
 世界ボクシング協会(WBA)とWBOのスーパーバンタム級統一王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に挑戦した天笠尚(山上)は、11回終了TKOで敗れた。
(共同通信)