森淑史、啓夢兄弟が暗算で日本一 糸数さん読上算で優勝


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トロフィーと賞状を手に笑顔を見せる、(右から)森淑史君、啓夢君、糸数めぐみさん=3日、浦添市の宮城珠算学校

 12月27日、埼玉県の浦和ロイヤルパインズホテルで開かれた全国珠算競技大会そろばんクリスマスカップ2014(日本珠算協会主催)で、浦添市の宮城珠算学校(宮城忍人校長)の森淑史君(14)=沖縄尚学中2年=が読上暗算で、弟の啓夢君(10)=泊小4年=が小学3・4年生の部フラッシュ暗算競技で全国1位に輝いた。卒業生の糸数めぐみさん(27)=浦添市城間出身=は読上算で優勝した。

 淑史君は高校生や社会人など一般も含む800人以上が出場した中で優勝した。「落ち着いていつも通り実力が発揮できてよかった」と喜んだ。啓夢君は「そろばんは楽しい。次は他競技でも優勝して4冠を狙いたい」と目を輝かせた。
 糸数さんは小学校2年生から19歳まで宮城珠算学校に所属。大学卒業後は珠算部のあるパナソニックに就職した。「限界がなく、もっと上を目指したいと思える」とそろばんの魅力を語った。